柔道整復師による機能訓練訪問事業参入について、東京都に要望をさせていただきました
8月30日に令和七年度(東京都の予算に対する)東京都議会自由民主党各種団体予算要望聴取会にて「介護予防・日常生活総合事業での柔道整復師が行う、訪問型機能訓練指導参入について」当会の要望を伝えさせていただきました。
現在、高齢者は新型コロナウイルスや猛暑の影響で「生活不活発」になり、健康状態が悪化しやすい状況にあります。これにより筋力低下や転倒のリスクが増え、認知症や要介護状態に進行する恐れがあります。
柔道整復師は、フレイルや介護予防を目的とした訪問型機能訓練を提供し、高齢者の運動機能を向上させることで、ADLやQOLの改善に貢献しています。
しかし、各市町村では、リハビリ専門職として十分に認識されておらず、活動が制限されています。
当会は、柔道整復師が全市町村区で訪問型機能訓練を行い、介護予防に貢献できる場を増やすため、都議会と協力し支援を強化することを要望いたしました。